抗真菌薬の種類

角化型の水虫と抗真菌薬による治療方法

カビのなかまのことを、医学用語では真菌と呼んでいますが、この真菌というのは、からだの至るところで繁殖をするものです。
真菌による感染症の代表例が、いわゆる水虫と呼ばれるもので、これは真菌の一種である白癬菌が原因となっています。
水虫といえば、足の爪や手の爪などにでやすいという印象がありますが、実際には同じ白癬菌が原因であるものが、頭に感染した場合は白雲、胴体に感染した場合は田虫などと、名前を変えて呼ばれているにすぎなかったりもします。
こうした白癬菌による感染症の治療方法としては、抗真菌薬、それも外用薬タイプのものを患部に直接塗布するというのが中心となっています。
抗真菌薬による方法では、白癬菌の増殖を抑制することは可能ですが、治療にあたってかなり時間がかかることがあるため、根気をもって続けることが不可欠となります。
また、水虫のタイプとして、あまり事例としては多くはないものの、角化型と呼ばれるものがあり、これは文字どおり、皮膚の一部が硬く角質のようになってしまうという症状が特徴です。
角化型の水虫では、一般的な水虫にありがちな激しいかゆみを感じなかったり、皮膚が水ぶくれになったり、膿が出て湿った感じになるということがありませんので、水虫であるかどうかを本人が自覚できないということもあるようです。
しかも、一般的な水虫が、高温多湿になりやすい梅雨の時期から夏場に大発生しやすいのに対して、角化型の水虫は、あまり季節による影響を受けないというところも異なっています。
この水虫はタイプとしては治りにくいものに該当しているため、同じ抗真菌薬を使った治療方法ではあっても、飲み薬タイプでからだの内側から治療するものを選択します。